介護デジタルハッカソンの最終審査会が開催されました 

〈イベントの概要〉
「下関スマートシティ介護デジタルハッカソン最終審査会」 
日時:2022年1月22日(土) 13:00~16:30 
場所:梅光学院大学The Learning Station CROSSLIGHT 
主催:下関市スマートシティ推進協議会 
共催:NPO法人STEM Leaders、下関市 
後援: アクセンチュア株式会社、特定医療法人茜会、株式会社セービング、株式会社etika、有限会社チェレスティアーレ、合同会社UTAGE.WORKS、下関市立大学、梅光学院大学 

〈イベントの内容〉 
 2021年10月に始まった介護デジタルハッカソンin下関2021の最終審査会が、2022年1月22日に開催されました。 山口県内の大学生や、地元企業に勤める若手社会人など約30名が6つのチームに分かれ、デジタルをどのように活用することで介護業界の抱える課題を解決に導けるのか、当日まで議論を重ねてきました。このハッカソンには、STEM LeadersのメンバーがSTEM Leadersのプロジェクト活動で培った経験をもとに、ハッカソン参加者らの疑問に答えたり、アドバイスを行ったりしながら、課題設定、ソリューションの提案から最終審査に至るまで伴走してきました。 

最終審査会では各グループがそれぞれの案を発表し、Aチームの「放送局から認知症の早期発見、治療へ!」がせきまる賞、Cチームの「LINEで栄養管理ができるおやつの宅配サービス」が優秀賞、Bチームの「世代を超えたつながりで認知症予防<つながるスクール>」が最優秀賞を受賞しました。 

せきまる賞を受賞したAチームの様子
優秀賞を受賞したCチームの様子
最優秀賞を受賞したBチームの様子

〈イベントに参加した感想〉
・3ヶ月間で課題定義からソリューション策定まで、ほとんどのメンバーが初体験の中紆余曲折を経ながらも走りきりました。中間発表の段階でのソリューションとは大きく方向転換をしたチームもありましたが、当日の発表ギリギリまで準備し、挑む姿からその熱意が伝わってきました。 
・当日の発表を聞いて、同じ問題(認知症の進行、介護士の過労働など)に対してもアプローチが全く違なり、それぞれのチームのオリジナリティがよく表れていましたと感じました。チームメンバーのそれぞれが活発な意見を交わしていたからこそ、メンバーの多様なアイデアが活かされた提案だったのだと思います。また、既存のサービスや製品のアイデアに捉われない、柔軟な発想で審査員の皆様も驚いていました。 

今回のハッカソンでは、介護業界とデジタル技術という、一見関係性の薄いところにアプローチしてきました。この経験から、少しでも多くの方にデジタル技術の可能性を感じていただけたらと思います。 

〈最後に〉 

NPO法人STEM Leadersでは、一緒に活動する仲間を募集しています!社会課題の解決ができる人材の育成を目的とし、STEM Leadersでは勉強会を実施し、今回のようなハッカソンにも参加しています。理系の方はご自身のスキルを実際に社会貢献に役立てるフィールドとして、文系の方も分析やプログラミングなどのスキル修得を目指して活動することができます。これらの活動を通して「一緒に成長したい!知見を広めたい!自分の知識を活かしたい!」と思った方はぜひご連絡ください。いつでも歓迎しています!私たちの活動についてもっと知りたい!具体的にどんなことをやっている団体なの?などについて知りたいという方は是非、勉強会後に一緒にお話ししましょう。 

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この記事を書いた人

ayano.kimura