【卒業生の声】2024年度卒業生 浦本 華鈴

profile
名前:浦本 華鈴
就職先:イベント制作運営会社
役職:元広報部長・フードロスPJ・DXPJ・おとぷろ(旧ゆるM)
1.STEM Leadersに入ったきっかけは?
大学2年生の春ごろ、大学から「デジコンしものせき」というハッカソンの参加者募集のメールが届きました。私は、「時間があるから参加しようかな~」くらいの軽い気持ちで応募しました。半年後、ハッカソンが無事に終わったとき、一緒にチームを支えてくださったメンターの方から、ハッカソンで考えたことを実践できる場所があると聞き、「STEM Leadersで一緒に活動しませんか?」と声をかけて下さいました。これをきっかけに、私はSTEM Leadersに参加しました。
2.活動した中で最も大変だったことは?
特に大変だったのは、プロジェクトマネジメントです。広報部長になった当初は思うように進まず、苦悩が続きました。共に活動していたメンバーが院進や就活を期にプロジェクトを離れ、定例会議の出席率が悪い時期が3ヶ月ほど続きました。そのとき、人を動かし、モチベーションを高めることの難しさを実感しました。
そんな時に、OBの方に相談したところ、
「そんなに重くとらえなくていいよ。人のモチベーションは、無理に動かせるものではないから、自分が楽しんで活動していれば、それを見た人たちが自然に集まってくれるんじゃない?」とアドバイスをいただきました。
その言葉をきっかけに、自分自身も肩の力を抜いて活動を楽しむようになりました。その上でメンバー、一人ひとりが、どう成長したいかをヒアリングし、その人に合ったタスクを任せることで、モチベーションを高める工夫をしました。マネジメントは決して簡単ではありませんでしたが、大きな学びになったと感じています。
3.STEM Leadersに入ってよかったことは?
地方の大学生でありながら、社会の第一線で活躍する大人と対話する機会が多くあったことがよかったと感じています。
デジコンしものせきの際には、週一回ほど市役所の方と打ち合わせをしたり、STEM Leaders主催の勉強会ではアクセンチュアの方とオフィスでお話したりする機会がありました。相手はプロの社会人ですから、部下にタスクを任せるときの考え方などのアドバイスをいただけたのは大きな学びでした。また、月1回の理事会では、多くの大人に囲まれて活動報告をする場もありました。最初はとても緊張しましたが、何度も経験する中で「質問されたらこうに返す」といった事前準備を重ね、逆に質問されても落ち着いて答えられる度胸が身についたと思います。

4.STEM Leadersの好きなところは?

STEM Leadersの好きなところは、やはり一緒に活動するメンバーの存在です。
普通ならサークルやバイトを楽しむところを、下関や関東の学生があえて大学外のコミュニティに飛び込み、活動している。その時点で、行動力があったり、「何か新しいことをやりたい」という意欲を持っていたりする人ばかりだと思います。だからこそ、プロジェクトを進める時の力がとても強く、メンバーの個性や熱量が、STEM Leadersの好きなところです。
5.STEM Leadersに興味を持っている皆さんへ
私はSTEM Leadersに入ったことで、多くの人たちと出会い、様々な会話を通じて知識や価値観を得ることができました。だからこそ、これからSTEM Leadersに参加する人にも、同じように新しい出会いや学びを大切にしてほしいです!また、「この人はすごいなー!!」「尊敬する!」と思った人に出会ったら、ぜひ自分から積極的に関わってみてください。私自身、3つ上や5つ上の先輩方が今の自分のロールモデルになっています。「自分もこうなりたい!」と思う人がいたら、その人を会議に呼んでみたり、逆にその人が関わっているプロジェクトに参加してみたりする、そうやって交流の機会を増やすことで、自分自身のレベルアップに繋げてほしいと思います。