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【卒業生の声】2024年度卒業生 福士晴哉

profile

 名前:福士 晴哉
就職先:アビームコンサルティング株式会社 戦略コンサルティング職
 役職:おとぷろ(旧ゆるM)・元人事部部長代理・元事務局長・現在副理事長
  

1.活動した中で最も印象的だったことは?

下関やおとぷろ(旧:ゆるM)で対外的な活動やイベントが刺激的で、社会貢献実感がありました。特におとぷろで、小学校に行って授業をした経験は、大変でありながらも強いやりがいを感じました。授業前日まで仲間と集まり、カラオケで詰めて作業することがあるぐらい真剣に取り組みました。

 子どもたちにとってプログラミングは難しい学問です。そのため、「どうすれば興味を持ってくれるのか」「どうすればやりがいを感じてもらえるのか」を何度も考え抜きました。また、自分自身も小学生時代を経験していましたが、どのようなものに興味を持ち、楽しんでいたか忘れており、子どもの目線に立って考えることにも苦労しました。ここで得た経験は、今後も活かしたいと前向きに思いました。

 

2.SL活動が就職活動にどのような影響を与えた?

  もともとはITコンサルやIT系の仕事を考えていましたが、SLでの活動を通して「ピュアな戦略の重要性」「自分が挑戦して社会変革に携わりたい」という思いが強くなり、戦略コンサルを目指すようになりました。

 実は修士1年の夏にSLへ加入したため、就活やインターンの時期と被ってしまい、面接やエントリーシートで直接アピールできるようなエピソードはあまりありませんでした。それでも、SLでの会議に参加する中で、どうすれば論理的に話せるのか、どのように改善すればよいかを試行錯誤した経験が、就活の場で活き、SLでの会議と同じように自信を持って話すことができました。そのため、間接的ではありますが、見えないところでSLで頑張ったことや慣れが積み重なり、そのまま就活に生きたなと感じています。

3.リーダーとして活動する中で大切にしていたことは?

 特に大切にしていたのは、「持続可能性」「人の成長」の2点です。

 現在、SLは福祉属人的な方法で運用されています。だからこそ、今後福祉のない状態でもより良いSLを作り続けられるように、仕組みや工夫を残していくことを意識していました。文化を維持することに固執するのではなく、常に改善していく姿勢を持つことで、SLが長く続くと考えて行動していました。

 また、先輩が卒業し、新しいメンバーが入ると、必ず環境や体制が変化します。その中から出てくる課題に対して、新メンバーだけでも挑戦できるように、先輩から教わったスキルや方法を引き継ぎ、自分たちで課題を解決できる力を育てることを心がけていました。

 さらに、ただ目の前のタスクをこなすだけでなく、それを一人ひとりの経験や成長につなげることも大切にしてきました。リーダーとして役割を果たすことはもちろんですが、どうすればメンバーが楽しく活動を続けられるかを常に考え、実践するようにしていました。

4.SL内での友人との思い出は?

 頑張った仲間同士で金沢旅行に行ったことが、最高の思い出です。年齢関係なく、普段は切磋琢磨し合い、真剣に議論することもあれば、意見がぶつかることもありました。そんな仲間たちと最後には一緒に旅行に出かけ、美味しいご飯を食べて、たくさん笑い合えた時間は、かけがえのない宝物になりました。

5.SLに興味を持っている皆さんへ

 挑戦し、失敗し、反省し、また挑戦する―その繰り返しこそが成長につながります。今がまさに最高の時期であり、この環境です。ぜひ社会を動かせる人材になりたい人は、一緒に成長していきましょう!

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この記事を書いた人

NPO法人 STEM Leaders

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